第1編
精神的編
明治大学野球部助監督 国分喜俊先生
テーマ 「学生・アマチュア野球の精神力」
練習編
練習量で行うアマチュア野球にとって、指導者、選手とともに特に注意を払わなければならないことはケガである。
練習の前に十分に準備体操で体をほぐして練習に入ることが望ましい。また、量だけではなく質の練習も考慮してゆく事が大切である。
小さいころから硬式ボールを使用して野球をすると肩や肘の故障を起こし易いという人がいるが、それは肩や肘の筋力強化やウエイト・トレーニングの訓練を正しく指導して行わなかった結果でありきちんとした指導の下に訓練を積めば故障は起きないはずである。
努力する人間に育てる編
指導者が注意をすると何でも「ハイ」と簡単に返事をするイエスマンの子供が散見される。指導者は、注意を与えたその選手が指導者の指導内容をきちんと理解しているかどうかを汲み取りその内容を選手なりの自分勝手な思い込みで勘違いして間違って受け取ってないか確認する必要がある。
現代の子供たちは恵まれた環境の中で育ってきているせいか幸せを幸せと感じてないような感じがする。
欲しいものは何でも比較的簡単に与えられるために努力して手に入れる事をしなくなってきている。その選手の指導者は何よりも「努力する」と言うことを教えなければならない。努力して何か勝ち得ようとする人間に育ててほしい。
私の考え
野球とは?・・
小学生・中学生・高校生・大学生・社会人野球・プロ野球・大リーガー
全てが、ほぼ変わらない基本ルールの下で、丸いボールと丸いバットを競技機材として用いて得点を得るスポーツである。
そして、全てが面白く又、興奮するのである。
では、何故か?
野球というスポーツは、判り易く言えば、
人間が持って生まれた全ての能力と力(パワー)を兼ね備えたスポーツ選手が、同じ環境の下、お互いに敵、味方に分かれて、丸いボールを丸いバットで打ち砕き、走って、四つめの五角形のベースを駆け抜けて得点を得る
偶然の一致(丸いボールを丸いバットでとらえる事)が非常に困難で、やっている選手は、これらを打開すべく、技術・精神力・忍耐・そしてパワーを克服するため日々努力しているのである。
非常に難しいスポーツであるが・・・・・・・・・・。
だからこそ他のスポーツに比べてやりがいがあるスポーツでないかと私自身考えるのである。
野球センスと努力
生まれ持って野球センスを持ってる野球選手は存在しない。
これが私の野球理念の一つです。
俗に「あいつは、生まれつき野球センスが(有る、ない)」等と言う声を耳にしますが、野球センスなど身に付けて生まれてくる者はこの世には存在しない。
ならば、野球センスは、何処の時点において身に付けるか?
何処の時点・・・・・・・・?
いわゆる自分の力で立ち、歩行したときに始まるのである。
したがって2歳ころから身体を使う競技、いわゆるスポーツ選手の基礎が作られると考えます。
最初は、遊びから入り次第に野球の基礎となるボールを追いかける・取る・投げる・・・・・・・。
そして打つ・・・は、まだ早いですが。
追いかけることにより脚力がつき足が速くなるのである。
足の速さは、毎日走ることで身についてくるのであり屋外で遊ぶことの重大さがここにあるのです。
現代は、屋外で遊ぶ環境があっても色々な弊害で屋内での遊びが多くなり次第に脚力の劣る子供に育っていく環境で
悲しい限りである。
ならば如何にすべきか・・・・・・・。
小学低学年生から野球クラブに入れて弊害を克服すべき環境の下で育てるしかないのでは・・・・・・・と考えます。
ちゃんとした指導者の管理下で野球選手の基本を学ぶのである。
したがってこの世代を教える指導者は重要な責任を負うことになる。
投げるフォームはここで決まってしまい一生その選手についてまわると私は考えます。
指導者の選択
私の監督・コーチの選択の必須条件
絶えず情熱を傾けてくれる監督・コーチを条件として考えています。
グランドにそっと現れ選手に野球技術の全てを共に汗を流し伝承して、そっと帰っていく
そんな監督が理想です。
又 監督に就いていくコーチが理想です。
よく見かける光景・・・・・監督・コーチが父兄の前で選手そっちのけで自己主張の自慢話
選手の前で自分をなびかせる言動・・・・・・指導者として欠陥である。
監督が主役?コーチが?・・・・・・そんな監督・コーチは必要ないと思います。
監督やコーチが運営上(辞任・解任)辞める場合があります。
時として見られるのが解任に伴い選手や個人的に付き合いのある父兄を引っ張る指導者がいます。
引き際でそのような行動を取る指導者は指導者の資格はない。
又、選手は将来、高校、大学、社会人、プロ野球と続けていく中で指導者が辞めたから俺も野球辞める?????
そんな次元の低い選手は将来野球では伸びることはできないと断言します。
指導者は辞任に際し選手誘導行動と取られる行為は厳に慎まなければなりません。
主役は選手です。
次回はぼちぼち技術編に・・・・・・・・。
技術編に入る前に!
野球の基本 基本 基本 基本 基本・・・・・・・・基本
これが全てです。
身体が小さくても・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基本
足が遅くても・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基本
遠くに投げれなくても・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・基本
全て野球の基本を身に付ける・・・・・・・・・・・・・・・基本
走る
投げる
捕る
打つ
それでは
走る編
走る基本
野球は走ることが原点です。
投手も捕手も内野手も外野手も走らなければならない。
投手だけが走る?・・・・・野球をやる以上たとえ捕手であっても走らなければならない。
何のために走るのか・・・・・・足が、速くなるため・・・それも一理あるでしょう。
野球選手は、なぜ走ることが必要なのか・・・・・
次回に
私が、野球に携わって諸先輩方や、某野球部監督、アマチュア野球の指導者、プロ野球関係者から指導してもらったことをリトルシニアの選手に伝承者として指導できたらと思って本ホームページの1ページにコーナーを設けました。