第14回(2003/7/7)
『大脱走』("The Great Escape", 1963)

 先月末、渋谷の東急文化会館が閉館するのにともない「東急名画座」(入場料800円!)というイベントが開催されていたのですが、その中の一本『大脱走』を観てきました。

 朝9:30からチケットを発売したのですが、その頃にはもう長蛇の列。正直言って少し驚きました。40年も前の映画がこれほどまでに支持されていると思わなかったからです。
しかし、この映画に古さはまったく感じません。娯楽映画の王道を行く作品で、現在のハリウッド映画ファンでも充分楽しめます。何度見てもどきどきするし、ストーリー展開もよく計算されていて、スティーブ・マックイーン、ジェームズ・コバーン、チャールズ・ブロンソンなど男くさい俳優たちが話す台詞もすごく格好いい(ちなみにこの映画には女性が登場しません)。そしてなんといってもマックイーンがバイクで疾走するシーンのスピード感。結果はわかっているのに「行け!」などと応援してしまうほど、吸い込まれてしまいます。

 私はこの映画を映画館で見たことがありませんでしたが、今回、こういった名作を映画館で見られることの幸せをあらためて感じました。映画史上に残るラストシーンを大きなスクリーンで見られたことは一生の財産と言えるでしょう。この映画が不朽の名作であることは間違いありません。まだ見ていない人はビデオででもぜひ一度ご覧下さい。

評価(5つが最高):★★★★☆


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