第15回(2003/7/12)
『10日間で男を上手にフル方法』(試写会にて、"How to lose a guy in 10 days", 2003)

 『10日間で男を上手にフル方法』の試写会に行ってきました。舞台はニューヨーク。広告代理店で働く男と雑誌社記者のラブコメディです。いろいろと紆余曲折を経ますが、結局はハッピーエンドという「王道」です。この手の映画は何年経っても、何十年経っても作りつづけられるのでしょうね・・・まあ、結局全米で短期間とはいえ興行トップになったというのですから(そんな映画はたくさんありますが)、依然アメリカではこういう映画を見る人が多いということです。

 ただ、日本語のタイトルがいただけません。原題を見るとむしろ「フラれる」方法でしょう。これは観客のターゲットを女性に絞ったためにタイトルを女性主導で「フル」としたほうが女性から支持されると思ったからでしょうか?内容的には明らかに「フラれる」方法です。フル、という行為自体はそんなに難しくないと思います。映画でも「どうやって向こうから別れを切り出させるか」、つまり自分が加害者ではなく被害者として別れられるか、それを軸に映画が進んでいくのです。日本語のタイトルはときとして制作者の意図と明らかに違うようなものがありますが、個人的には納得いきません。

 マシュー・マコノヒーはどんな役でもしっかりとこなします。前に「デ・ニーロ・アプローチ」をする俳優だと紹介しましたが、(ロバート・デ・ニーロもときどきコメディに出演するし)全く違和感はありません。ケイト・ハドソンはセクシーというわけじゃないけれど、笑顔がキュートで、女性から支持される女優のひとりです。

 正直言って前半半分はかなりいらいらするような内容でしたが、全体的にはよくまとまっています(ストーリーは別として)。そこそこ楽しめる映画・・・かな?

評価(5つが最高):★★★


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