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花と白馬三山

白馬三山とハクサンシャジン
白馬三山とハクサンシャジン
ハクサンシャジン
ハクサンシャジン
ハクサンシャジン2
ハクサンシャジン2
勇姿白馬三山
勇姿白馬三山
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(c)Mitsuo Tabata,1996All Right Reserved
撮影日:199*年9月6日


ハクサンシャジン
 ○○シャジンというシャジンの仲間の名のもとになった植物が、このツリガネニンジンであるが、シャジンという名はこの植物の生薬名である。別名も実にたくさんあって、トトキ、トトキニンジン、キキョウモドキ、ヤマシャジン、フウリンソウ、ツリガネソウともいう。
 フウリンソウはヨーロッパ原産の栽培植物の名前だが、花のつき方や花色が全然ちがっている。ハクサンシャジンは別名をタガネツリガネニンジンというとおり、ツリガネニンジンの高山性変種である。ツリガネニンジンは何層にも重なる花序と花序の間の茎が長くのびるのに対して、タガネの方はあまり長くのびず、花形も大きくて、一般に花数も多い。
 両種の母種は九州特産のサイヨウシャジンで、花冠の先がひろがらず、壷状であるのが特徴である。またこのサイヨウシャジンのもうひとつの亜種であるオトメシャジンは四国の東赤石山地の特産種で、全体に小型であり、葉は線形で互生し、花序が総状となって、花冠も長さ1cmほどである。ハクサンシャジンの花形、花色には変異が多く、花冠の先端がひらいたもの、全体に丸味を帯びたものがある。白花品にはシロバナを冠して呼ぷ。

特徴:二種とも多年草で、太い根茎がある。茎は丸く、根葉は円、山形で柄があり、茎葉は長楕円−卵状楕円形、ときに披針形−広線形で長さ4−8cm、幅5−40cmとなる。両端はやや鈍形か鋭尖形で縁に鋸歯があり、多くは数個が輪生するが、まれに互生することもある。丈はツリガネニンジンが40−100cm、ハクサンシャジンが30−50cm、ともに円錐状花序に青紫色の鐘状花を数段輪生させる。花期はツリガネニンジンが8−9月、ハクサンシャジンは8月。
分布:ツリガネニンジンは日本全土。ハクサンシャジンは本州中部以北から北海道。
生育環境:前種は山地・草原。後種は亜高山帯−高山帯の草地。
出典:白籏史朗著「高山植物」東京新聞出版局発行