
花と虫たち
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キキョウ(キキョウ科)
秋の七草の一つとして万葉のころから愛されている日本人好みの花といっていいだろう。秋の七草とはいっても、早いものでは6月ごろに咲きはじめ、7月中旬〜下旬にはピークを迎える。英名はバルーン・フラワーで、これはつぼみの形を風船に見立ててのこをらしい。
品種: 基本種は紫色の一重だが、八重、白花などの変異種もある。庭植えにし、植え広がると、自然にそうした変異種が出てくる。園芸的に改良されたものも多く、ピンク、二重咲き、絞り、そして矯性種などが販売されている。
マリーゴールド(キク科)
いかにもメキシコ原産らしい黄金色の花が咲く。種子からもらくに育てられ、どんな場所でも花をたくさんつける。多忙であまり手をかけられない人には願ってもない花といえよう。
品種: 花が大きく草丈も高く育つアフリカン種、中性種や矯性種の多いフレンチ種、そして切れ葉と一重のかわいい花をつけるメキシカン種が主要品種である。ほかに、アフリカン種とフレンチ種を交配して作ったアフロフレンチ系のものも出まわっている。
ベニバナ
末摘花(すえつむはな)という、ロマンチックな別名をもつキク科の一年草。中近東地域で、古くから薬用や食用にされ、ハーブとして栽培されることも多い。事実、種子には良質のリノール油が含まれ、動脈硬化によいをいわれる。生花のほかドライフラワーにも使われるが、花弁からわずかに採れる赤い色素が、昔、花街の女たちの唇を彩ったことでも知られる。
種子は強い酸性土を嫌うので、1平方μ当たり石灰70〃、、をまき、有機質を十分に埋め込んだ土に直まきするのが一般的。直根性の根は、傷むと回復しないので、移植栽培にはあまりむかない。
ヘリクリサム(キク科)
ドライフラワーむきの花として知られる。庭に植えてあるときから、花弁にふれると、カサカサと音をたてるほど、水分が少ない。
品種: 高性で大輪系のモンストローザは、別名テイオウカイザイクとも呼ばれ、ヘリクリサムの中では最も有名な品種である。花色は紅、オレンジ、白、黄色など。矯性のビキニはよく分枝し、径3cm前後の花を多数付ける。
出典:
「花の園芸大百科」