Landscape Photo Gallery/kamikochi9
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凍てつく大正・田代池

朝靄の大正池
幽玄の朝
明ける田代池
霧氷
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(c)Mitsuo Tabata,1996All Right Reserved
撮影日:Feb.17,1999

上高地
上高地は、日本を代表する山岳リゾートである。清涼な梓川の流れ、穂高連峰の荘厳な山並み、 立ち枯れを水中に留める大正池など、どこを取っても絵になるのはさすがである。ウェストンが 「日本アルプス登山と探検」という著書で上高他を世界に紹介し、さらには昭和3年の釜トンネルの 開通以来、今や大型観光バスで乗りつける時代になり、かつての秘境ということばは遠くなった感がある。

上高地の良さは、河童橋付近がら見る眺めといった絵葉書的な美しさだけにあるのではないと 思う。雪解けとともに春が始まり、春から秋までの短い季節をいとおしむかのように姿を変える、山や川、 木々や花、動物たちといった自然の営みそのものに、上高地の素晴らしさはある。訪れる時期はいつ でもいい。とにかく上高地では自分の足で歩くことこそ上高地の醍醐味である。

河童橋から明神池へ、、また河童橋から大正池へと歩きやすい遊歩道が整備されている。そ のときどき、季節や時間に応じた上高地の顔に、同じ表情はない。人気の少ない上高地に触れるた めに、早起きができれば最高である。

大正池は、その名の通り、大正4年の焼岳大爆発の際に、梓川がせき止められて できた池である。池に点在する立ち枯れた木と、静寂な水面に映し出された穂高 連峰の光景は実に美しい。朝もやが枯れ木の間を流れていく様が神秘的である。