錦秋涸沢

黎明の涸沢カール
黎明の涸沢カール
明け染まる山肌
明け染まる山肌
紅葉と前穂高岳"
紅葉と前穂高岳
紅葉と北穂高岳
紅葉と北穂高岳
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撮影日:2001/10/2-3
(c)Mitsuo Tabata,1996 All Right Reserved


穂高連峰
 穂高岳とは、穂高と名が付く北穂高・奥穂高・前穂高・西穂高の4つのピークと、北穂高と奥穂高の間にある涸 沢岳を合れせて呼んでいる総称で、普通穂高連峰と呼ぷ。そしてこの5つのピークのうち、北穂高・奥穂高・前穂 高・涸沢岳の4つは3000mを超える標高がある。中でも奥穂高は南マルプスの北岳に次いで日本第3位の標高を誇り、槍ケ岳と並んで登山者憧れの峰である。

奥穂高岳(3,190m)
 穂高連峰の中心にあって北穂高・前種高・西穂高への稜線を北・東・南へと連ねており、前穂高へつながる吊尾 根の北と南には涸沢と岳沢の2つの圏谷をもつ。奥穂高岳の頂上には、大きなケルンと安曇野にある穂高神社の 山宮が祭られている。稜線はほとんどが岩稜で、ハイマツが所々にみられるだけだ。ルートは3本の稜線のそれ ぞれに付けられているが、どれもハシゴやクサリが設置されている。一般的には、涸沢より白出ノコルを経て奥 穂高岳へ登り、吊尾根を縦走して前種高より岳沢へ下るコースが最もポピュラーだ。奥穂高より西穂高へは、距 離も長く険しい岩場の連続なので、岩場歩きに十分に慣れた経験者向きである。

涸沢岳(3,110m)
 奥穂高岳と白山ノコルをはさみ、北穂高岳へ続く稜線上にある。奥穂高側は岩塊を敷き詰めたような斜面が広が るが、頂上より北側は切れ落ちた岩壁になっている。ここから北穂高までの間が、岩稜が続く穂高近辺でも特に 注意がいるところだ。ここの通過は、北穂高より涸沢岳へ、涸沢岳の岩場を登りとしたはうが安全だ。

北穂高(3106m)
 穂高連峰の北に位置し、ここから稜線は大キレットとなって南岳へ続く。北峰と南峰からなり、北峰の北側には 北アルプスでは一番高いところにある北穂高小屋が建っている。また、北穂高の飛騨側には「烏も通わぬとい われた滝谷があり、クライマーのメッカとなっている。北穂高へは、涸沢より南稜を登ってくるコースと縦走の コースがある。キレット越えは、北穂高岳直下の岩場を登りになるように槍ケ岳から縦走したほうが良い。また、 途中の長谷川ピーク付近や飛騨泣きなど難所があり、夏の最盛期にはずれ違いで思わぬ時間がかかることがある。

前穂高(3090m)
 奥穂高岳の東にあり、間の稜線は吊尾根と呼はれている。そして吊尾根の北側には、氷河時代の名残である涸沢カールがある。前種高岳より稜線は二分され、一方は明神岳へ、もう一方は顕著なピークを持つ北尾根から屏風岩へと続いており、屏風岩や前穂東壁などクライマーの憧れの岩壁を擁する。ルートは、奥穂高から吊尾根を経て前穂高へ、そして岳沢へ下るコースがある。

西穂高(2909m)
 上高地から見ると、奥穂高岳の左ヘロパノ耳、ジャンダルム、天狗ノ頭などを経て稜線が西穂高岳へ続く。穂高 連峰の中でただひとつ3000mに届かないが上高地から、また新穂高温泉のロープウエイを使って簡単に登ることができ、日帰りも可能なので、訪れる人は多い。また、さらに南へ焼岳へ続く稜線にもルートがある。しかし、西穂高より奥穂高への縦走は、クサリやハシゴが設置された岩場が連続する難コースなので、一般は、西穂高山荘より頂上を往復するのが良い。
昭文社エリアマップ「北アルプス総図」より)