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槍沢から槍ヶ岳へ

槍沢お花畑
槍沢お花畑
中岳から槍ヶ岳を
中岳から槍ヶ岳を
南岳分岐から前穂高岳を
南岳分岐から前穂高岳を
壮絶のキレット
壮絶のキレット
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(c)Mitsuo Tabata,1996All Right Reserved
撮影日:199*年8月28−31日

関連リンク先:お花畑と槍ヶ岳


槍ヶ岳
 日本のマッターホルン、北アルプスの盟主などいろいろな双び方があるが、槍ヶ岳は何といっても日本を代表する名山である。標高3180m、槍の穂先のような鋭い姿は北アルプスのほとんどの稜線から眺めることができる。槍ヶ岳へのコースは四方に延びた稜線と、信州側と飛騨側の2本の沢沿いのコースがある。

東鎌尾根
 東鎌尾根から槍ヶ岳へ登るコースは、表銀座コースど呼ばれ、北アルプスの代表的なコースとして知られている。登山口の中房温泉から燕岳へは合戦尾根の急登が続くが、稜線にでると、いつも槍ヶ岳を眺めながら縦走することができるので、人気が高い。コースは、大天井岳で常念岳方面と分かれ、西岳へ向かう。そして、水俣乗越まで大きく下り、東鎌尾根の岩稜を登っていく。入門コースのわりには東鎌尾根はけっこうきつい。

西鎌尾根
 裏銀座コースと呼ばれる烏帽子岳の縦走路と、三俣蓮華岳からのコース、そして弓折岳からコースが、双六乗越で合流して西鉄尾根へ登っていく。東鎌尾根に比べると、こちらはきつい登りや岩稜も少なく楽だ。新穂高温泉からワサビ平を通り、小池新道で双六乗越から槍ヶ岳へ向かうコースも良い。特に途中の鏡平は槍穂高連峰の絶好の展望台で、紅葉の時期が素晴らしい。

北鎌尾根
 槍へと続く3つの鎌尾根の中でも、この北鎌はとりわけ険しい岩稜が運なる尾根で、一般登山道はなく、岩登りの経験と技術がいる。

主稜線
 槍ヶ岳から南へ延びる稜線で、大ばみ岳・中岳・南岳から大キレットを経て穂高連峰へ続く。槍ヶ岳以外はあまり目立つ山はないが、3山とも3000m以上の標高をもつ山である。コースは3山の稜線を縦走して穂高連峰へ向かうほか、南岳より天狗原をまわって槍沢に下ることもできる。天狗原は氷河公園とも呼ばれ、池に映った逆さの槍ヶ岳が有名だ。

槍沢
 東鎌尾根と主稜線の問で、梓川の源流にあたる。槍ヶ岳へ登る入門コースとして、大勢の登山者に利用されている。横尾から槍沢小屋を過ぎて大曲りまでは緩やかな登りが続くが、しだいにきつくなってくる典型的な沢のコースである。しかし、槍沢は氷河の名残といわれるU字谷の広い沢で、お花畑や残雪が多い。

槍平
 主稜線と西鉄尾根の問にあり、蒲田川右保谷を新穂高温泉よりつめていく。途中、白出ノコル・滝谷・南岳への道があるが、滝谷は岩登りのための道で一般登道ではない。上高地の混雑を避けるために、槍ヶ岳から新種高温泉へ下るルートとして利用されることが多い。

昭文社エリアマップ「北アルプス総図」より)