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(c)Mitsuo Tabata,1996All Right Reserved
関連リンク先:お花畑と槍ヶ岳
東鎌尾根
東鎌尾根から槍ヶ岳へ登るコースは、表銀座コースど呼ばれ、北アルプスの代表的なコースとして知られている。登山口の中房温泉から燕岳へは合戦尾根の急登が続くが、稜線にでると、いつも槍ヶ岳を眺めながら縦走することができるので、人気が高い。コースは、大天井岳で常念岳方面と分かれ、西岳へ向かう。そして、水俣乗越まで大きく下り、東鎌尾根の岩稜を登っていく。入門コースのわりには東鎌尾根はけっこうきつい。
西鎌尾根
裏銀座コースと呼ばれる烏帽子岳の縦走路と、三俣蓮華岳からのコース、そして弓折岳からコースが、双六乗越で合流して西鉄尾根へ登っていく。東鎌尾根に比べると、こちらはきつい登りや岩稜も少なく楽だ。新穂高温泉からワサビ平を通り、小池新道で双六乗越から槍ヶ岳へ向かうコースも良い。特に途中の鏡平は槍穂高連峰の絶好の展望台で、紅葉の時期が素晴らしい。
北鎌尾根
槍へと続く3つの鎌尾根の中でも、この北鎌はとりわけ険しい岩稜が運なる尾根で、一般登山道はなく、岩登りの経験と技術がいる。
主稜線
槍ヶ岳から南へ延びる稜線で、大ばみ岳・中岳・南岳から大キレットを経て穂高連峰へ続く。槍ヶ岳以外はあまり目立つ山はないが、3山とも3000m以上の標高をもつ山である。コースは3山の稜線を縦走して穂高連峰へ向かうほか、南岳より天狗原をまわって槍沢に下ることもできる。天狗原は氷河公園とも呼ばれ、池に映った逆さの槍ヶ岳が有名だ。
槍沢
東鎌尾根と主稜線の問で、梓川の源流にあたる。槍ヶ岳へ登る入門コースとして、大勢の登山者に利用されている。横尾から槍沢小屋を過ぎて大曲りまでは緩やかな登りが続くが、しだいにきつくなってくる典型的な沢のコースである。しかし、槍沢は氷河の名残といわれるU字谷の広い沢で、お花畑や残雪が多い。
槍平
主稜線と西鉄尾根の問にあり、蒲田川右保谷を新穂高温泉よりつめていく。途中、白出ノコル・滝谷・南岳への道があるが、滝谷は岩登りのための道で一般登道ではない。上高地の混雑を避けるために、槍ヶ岳から新種高温泉へ下るルートとして利用されることが多い。
(昭文社エリアマップ「北アルプス総図」より)