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エゾノツガザクラ
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エゾノツガザクラ

エゾノツガザクラ
○画像名称       エゾノツガザクラ
○画像サイズ       640*431*16M
○画像バイト数       93,170 bytes
○編集過程         Kodak Photo CD--Paint Shop Pro3.0J--JPEG
○撮影データ       Minolta α8700i 100mm Micro F2.8,f11AE,FujiRVP
(c)Mitsuo Tabata,1996 All right reserved



エゾノツガザクラ(ツツジ科)
 ツガザクラの名のつく植物の属はツガザクラ属、チシマツガザクラ属、コメバツガザクラ属の三つがあり、このエゾノツガザクラの系統は最初のツガザクラ属に分類される。
 チシマとコメバのツガザクラ属はともに同名の植物のみで、世界でも一属一種の小さな属だが、このツガザクラ属も北半球の寒帯から高山帯に数種あるだけの少数層である。日本に自生する種数としても四種をかぞえるだけで、それに五種の相互交配種があるだけである。
 エゾノツガザクラは主として北海道の高地に分布するが形状。花色に変異が多く、亜種変種として確定しているものでもこの項のシロバナとコエゾザクラ、それに花冠が平たくつぷれた壷形状の種で花色が淡いユウバリツガザクラ、ニシキツガザクラの二種がある。他の一種はツガザクラの亜種で葉が長いナガバツガザクラである。
 シロバナノエゾツガザクラは形態から見てエゾノツガザクラの白花品と考えられるが、コエゾツガザクラはコツガザクラ同様、エゾとアオノツガザクラとの交配種ではないかと思惟される。エゾの花冠には毛があるが、コエゾの方は無毛であり、形態もエゾとユウバリの中間形である。シロバナの方もシロバナアオノツガザクラの形態とくらべてみると明らかな相違が見られるが、北海道以外ではあまり変異が見られない。
東京新聞出版局 白籏史朗著「高山植物」より