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ミヤマリンドウ
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○画像名称 ミヤマリンドウ
○画像サイズ 640*430*16M
○画像バイト数 76,360 bytes
○編集過程 Kodak Photo CD--Paint Shop Pro3.0J--JPEG
○撮影データ Minolta α8700i 100mm Micro F2.8,f11AE,FujiRVP
(c)Mitsuo Tabata,1996 All right reserved
ミヤマリンドウ
春咲きのリンドウには、コケリンドウ、ハルリンドウ、フデリンドウなどがあるが、タテヤマリンドウはハルリンドウの変種である。別名はコミヤマリンドウで、ハルリンドウの低地性から脱皮して高山型の種となっている。コケリンドウ、フデリンドウなどは丈が小さく地面にはりついて見えたり、細い茎の先に紡錘形のつぽみがついて筆みたいに見えるのでこの名があるが、ハルリンドウにしても、タテヤマリンドウにしても、ほとんど同じ形をしていて、形や色だけでは見分けがむずかしい。
ただ、タテヤマリンドウは湿性の地に生育するのですぐに区別がつく。ミヤマリンドウは文字どおり高山性の種であり、花色も濃く、花期、生育地が異なるので見分けは容易である。この近似種としては北海道の高山に生育するリシリリンドウ(クモマ)があり、東北飯豊山にもイイデリンドウがある。リシリリンドウは、ときにミヤマと共生するので見分けが困難である。ミヤマリンドウは1881年、白山と立山の採品について、1888年にマキシモヴィッチが新種として同定した。
タテヤマリンドウについても同じくマキシモヴィッチがハルリンドウの変種として記載した。ヨーロッパ・アルプスでもっとも有名なリンドウはゲンチアナ・ウェルナである。
特徴:ミヤマは丈5〜10cmの多年草で、茎はわずかに四稜があって基部は長く横にはう。葉は広披針形−狭卵長楕円形で長さ5−12mm、幅3−5mmで鈍頭となる。花は1−4個、青紫色である。花期は7−8月。
タテヤマリンドウは丈5−12cm、平滑無毛の多年草で、四稜があり帯赤紫色の茎を持つ。葉は広披針形−長楕円形で鈍頭、五−10対がつく。花は少数で碧紫色だが濃淡がある。花期は5−6月。
分布:ともに本州中部以北から北海道。
生育環境:ミヤマ、タテヤマとも、樹高山帯から高山帯にかけての湿地、湿った草地。
東京新聞出版局 白籏史朗著「高山植物」より