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エゾコザクラ
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エゾコザクラ

エゾコザクラ
○画像名称       エゾコザクラ
○画像サイズ       640*428*16M
○画像バイト数       79,356 bytes
○編集過程         Kodak Photo CD--Paint Shop Pro3.0J--JPEG
○撮影データ       Minolta α8700i 100mm Micro F2.8,f11AE,FujiRVP
(c)Mitsuo Tabata,1996 All right reserved



エゾコザクラ(サクラソウ科)
 サクラソウの名は、この花の形が実際には鐘形または漏斗状の花冠でありながら五深裂し、さらに各裂片が二中−深裂して、一見するとサクラの花を思わせる形となることからきている。
 この特徴はことにサクラソウ属に顕著で、花色のちがいはあってもほとんどが同型、もしくは非常によく似た形となる。次いでサクラソウモドキ(北海道特産、一属一種)が近似型で、リュウキュウコザクラ属のトチナイソウやリュウキュウコザクラは五深裂した各裂片が二裂しないので、どちらかというとウメの花に似ている。
 サクラソウ科の植物は、世界では北半球の温帯から寒帯にかけて多く分布し、約30属800余種あるが、少数種が熱帯地方から南半球にかけて分布している。
 日本のサクラソウ科は9属37種に約15の変種亜種が数えられ、その中のサクラソウ属は14種10亜種である。分布は北海道を主に、本州の東北部から中部までにほとんどが分布し、一部は四国や九州に自生している。
 エゾコザクラはハクサンコザクラの学名上の母種にあたり、1890年に北大の宮都教授によって採り上げられ、1902年、牧野富太郎氏によって和名がつけられた。ハクサンコザクラの方は1856年の『草木図説』(飯沼慾斎)に掲載されているが、そのさらに100年余り以前の園芸書に図入りで紹介されたのが最初である。
東京新聞出版局 白籏史朗著「高山植物」より